論理的思考(ロジカル・シンキング)を実践する際に、基本として使われるのが「ピラミッドストラクチャー(ロジックツリー)」と呼ばれる分析手法です。
ピラミッドストラクチャーとは、主張とその根拠、問題点とその詳細をピラミッド構造にしたものです。ピラミッドストラクチャーの構成要素はMECE(漏れなくダブり無く)であることが求められます。
ピラミッドストラクチャー利用することによるメリットは以下。
<問題の全体把握が容易>
ピラミッドストラクチャーを構成すると問題の全体像が明らかになります。全体像をつかむことで物事の本質がどこにあるか、問題点がどこにあるかを把握することが出来ます。勉強する際にも、まずは全体像を掴んでから、自分に必要な知識を深く掘り下げて勉強することが出来ます。
<議論のズレを修正できる>
「議論が噛み合わない」ということが起きる原因は、ピラミッドストラクチャーにおける階層の違うものを対象にして、議論していることが多いものです。似たような議論の食い違いでは、総論と各論というケースもありますが、議論する際には要素の階層を揃えておく必要があります。そのために事象の階層化による理解は必須ともいえます。
<議論の目的が明確>
問題をピラミッドストラクチャーによって階層化することで、目的が明確になります。ピラミッドの頂点が目的になるため、階層が下がって議論を進めても、いつでも最初の目的に戻ることが出来ます。議論が白熱して、脱線しそうになってもいつでも元に戻れる場所を意識することで無駄な議論を防ぐことが可能になります。