9月 18

論理的思考(ロジカル・シンキング)を実践する際に、基本として使われるのが「ピラミッドストラクチャー(ロジックツリー)」と呼ばれる分析手法です。
ピラミッドストラクチャーとは、主張とその根拠、問題点とその詳細をピラミッド構造にしたものです。ピラミッドストラクチャーの構成要素はMECE(漏れなくダブり無く)であることが求められます。

ピラミッドストラクチャー利用することによるメリットは以下。

<問題の全体把握が容易>
ピラミッドストラクチャーを構成すると問題の全体像が明らかになります。全体像をつかむことで物事の本質がどこにあるか、問題点がどこにあるかを把握することが出来ます。勉強する際にも、まずは全体像を掴んでから、自分に必要な知識を深く掘り下げて勉強することが出来ます。

<議論のズレを修正できる>
「議論が噛み合わない」ということが起きる原因は、ピラミッドストラクチャーにおける階層の違うものを対象にして、議論していることが多いものです。似たような議論の食い違いでは、総論と各論というケースもありますが、議論する際には要素の階層を揃えておく必要があります。そのために事象の階層化による理解は必須ともいえます。

<議論の目的が明確>
問題をピラミッドストラクチャーによって階層化することで、目的が明確になります。ピラミッドの頂点が目的になるため、階層が下がって議論を進めても、いつでも最初の目的に戻ることが出来ます。議論が白熱して、脱線しそうになってもいつでも元に戻れる場所を意識することで無駄な議論を防ぐことが可能になります。

8月 26

今回ご紹介する勉強方法、思考法は「フレームワーク思考」です。
フレームワーク思考とは、前回ご紹介したロジカル・シンキングと同じく、情報分析、問題発見、問題解決、戦略立案する際に「思考の枠(フレームワーク)」を利用する思考法です。

経験や勘に頼って思いつきで考えていくと、重要点を見落としたり、事象の相関性、全体像がつかめないといったことになりかねません。フレームワーク思考は、思考やアイディアを適切なフレームワークにより整理することで、ものごとを考えやすくするだけでなく、様々な切り口から考えるようにする思考法です。

フレームワーク思考でよく利用されるのが、

◆ロジックツリー<抜け漏れを見る>
◆マトリックス<観点を見る>
◆プロセス<順番を見る>

の3つのフレームワークです。

ロジックツリーは、より広く深く思考する上で有効なツールです。問題解決において、問題箇所を特定するために、どこ(Where)を繰り返して細分化し、問題の発生している場所を特定することや、また、どのように(How)を繰り返して細分化することにより、解決策を展開していくことにも使うことができます。

しかし、フレームワークを使っても、メッセージが読み取れない図解では意味がありません。

メッセージが明確なものは図解が少々へんてこりんでも伝わるパワーを持ちますが、メッセージが無ければ結論を導けません。フレームワークはあくまで枠組みであって、大切なのは「どういう考え方でどういう仮説を持っているのか」ということです。フレームワークはその時の考える道具でしかないのです。