11月 24

11月も下旬です。冬は受験シーズン、中学三年生や高校三年生、浪人生の方は受験勉強の真っ最中ですよね。12月は模擬試験も盛んに行われますから、模擬試験対策の勉強が大変かもしれません。

高校受験は3月ですから、少し余裕があると感じるかもしれませんが、これからの数ヶ月をどのように過ごしていくかで、合否が決まってしまいますから、ゆめゆめ油断なさらないようにしてください。特に気をつけたいのは、模試や校内実力テストによる志望校判定です。現時点で「A判定」を取れた場合、気が緩んでしまう、大丈夫だと安心してしまうと2ヵ月後に差が出てしまいます。

というのも、これからの数ヶ月に周りのみんなも一生懸命勉強するわけですから、どんどん全体のレベルが上がってくることになります。中には飛躍的に成績が伸びる生徒もいるわけです。皆が勉強して成績が伸びると、油断して勉強しなかった生徒の相対的な順位は下がってしまうことになります。

つまり、何もしなければA判定だったものが、B判定にもC判定にもなってしまう可能性があるのです。

勉強は特にやればやるだけ成績が伸びる時期と、やってもやっても成績に現れない時期があるものです。なかなか成果の見えない期間も愚直にしっかりと勉強していた生徒は最終的に合格という成果を得ることが出来ます。これからの期間は、皆が一生懸命勉強するわけですから、相対的な順位はなかなか上がらない期間なります。しかし、勉強していれば、絶対的な実力は少しずつついているはずなので、めげずにしっかりと勉強してくださいね。

10月 22

今回は閑話休題ということで、「勉強」に関係するネタを少々ご紹介したいと思います。
表題の「勉強の歌」というのは、女性歌手の森高千里さんが平成3年に発表した曲です。まぁ、タイトルが示すとおりの歌なのですが、サビの部分が当時とっても心に響いたのでご紹介したいと思います。

「勉強の歌」
作詞:森高千里/作曲・編曲:斉藤英夫
(サビ部分引用)
♪~勉強はしないよりもしておいたほうがいいわ
1つでも得意なものあるはず
勉強はできるうちにしておいたほうがいいわ
後になって気付いたって遅いわ~♪

そうなんです。勉強はしないよりもしておいたほうがベターなんです。社会人になって学生時代を振り返ると、たいていの人がもっと勉強しておけば良かったと後悔するんですよね。この勉強の歌は学生に対して歌っている曲なので、「後になって気付いたって遅いわ」と脅していますが、本当は遅いことはありません。年齢がいくつでなっても、思い立ったときに始められるのが勉強です。その時、興味のあることでもいいですし、学生時代に突き詰められなかった学問でもいいと思います。

思い立ったが吉日とも云います。勉強しておけば良かった、と感じたら、今から勉強すればいいと思います。

世の中に始めるのが遅かったから、始めなくていいという性格のモノなんてあろうはずがありません。勉強だって同じです。社会人になって、仕事に必要なことは勉強したと思います。仕事の勉強も他の勉強も変わりません。勉強は役に立つからするのではなく、勉強して何かを得るのが楽しいから勉強するんだと思います。

9月 18

論理的思考(ロジカル・シンキング)を実践する際に、基本として使われるのが「ピラミッドストラクチャー(ロジックツリー)」と呼ばれる分析手法です。
ピラミッドストラクチャーとは、主張とその根拠、問題点とその詳細をピラミッド構造にしたものです。ピラミッドストラクチャーの構成要素はMECE(漏れなくダブり無く)であることが求められます。

ピラミッドストラクチャー利用することによるメリットは以下。

<問題の全体把握が容易>
ピラミッドストラクチャーを構成すると問題の全体像が明らかになります。全体像をつかむことで物事の本質がどこにあるか、問題点がどこにあるかを把握することが出来ます。勉強する際にも、まずは全体像を掴んでから、自分に必要な知識を深く掘り下げて勉強することが出来ます。

<議論のズレを修正できる>
「議論が噛み合わない」ということが起きる原因は、ピラミッドストラクチャーにおける階層の違うものを対象にして、議論していることが多いものです。似たような議論の食い違いでは、総論と各論というケースもありますが、議論する際には要素の階層を揃えておく必要があります。そのために事象の階層化による理解は必須ともいえます。

<議論の目的が明確>
問題をピラミッドストラクチャーによって階層化することで、目的が明確になります。ピラミッドの頂点が目的になるため、階層が下がって議論を進めても、いつでも最初の目的に戻ることが出来ます。議論が白熱して、脱線しそうになってもいつでも元に戻れる場所を意識することで無駄な議論を防ぐことが可能になります。

8月 26

今回ご紹介する勉強方法、思考法は「フレームワーク思考」です。
フレームワーク思考とは、前回ご紹介したロジカル・シンキングと同じく、情報分析、問題発見、問題解決、戦略立案する際に「思考の枠(フレームワーク)」を利用する思考法です。

経験や勘に頼って思いつきで考えていくと、重要点を見落としたり、事象の相関性、全体像がつかめないといったことになりかねません。フレームワーク思考は、思考やアイディアを適切なフレームワークにより整理することで、ものごとを考えやすくするだけでなく、様々な切り口から考えるようにする思考法です。

フレームワーク思考でよく利用されるのが、

◆ロジックツリー<抜け漏れを見る>
◆マトリックス<観点を見る>
◆プロセス<順番を見る>

の3つのフレームワークです。

ロジックツリーは、より広く深く思考する上で有効なツールです。問題解決において、問題箇所を特定するために、どこ(Where)を繰り返して細分化し、問題の発生している場所を特定することや、また、どのように(How)を繰り返して細分化することにより、解決策を展開していくことにも使うことができます。

しかし、フレームワークを使っても、メッセージが読み取れない図解では意味がありません。

メッセージが明確なものは図解が少々へんてこりんでも伝わるパワーを持ちますが、メッセージが無ければ結論を導けません。フレームワークはあくまで枠組みであって、大切なのは「どういう考え方でどういう仮説を持っているのか」ということです。フレームワークはその時の考える道具でしかないのです。

7月 22

前回に引き続いて、「論理的思考」ということについてもう少し詳しくご紹介していきましょう。
論理的思考とは、英語で「ロジカル・シンキング」とも言われますが、情報を決められた枠組み(フレームワーク)に従って整理する思考法のことです。ロジカル・シンキングによって、ものごとの因果関係を明確に把握したり、問題の解決策を突き止めることが可能になります。論理的な説明をするための前提となる技術で、交渉やプレゼンテーションの際に活用できるので、身につけることでビジネスマンとしてのスキルアップにもつながります。

ロジカル・シンキングを実践する際によく使われるのが「ロジックツリー」と呼ばれる分析手法です。
ロジックツリーは、MECE(ミッシー;漏れや重複がないように)たくさんの要素を階層別に列挙して、情報を整理するもので、要素の因果関係を整理できるため、論理的に説明しやすくなります。

ロジカル・シンキングのツールには、「マトリックス」(一覧表や分布図を使って要素の違いを明確にする方法)や、「プロセス」(要素を時系列に整理してどの部分に問題があるかを発見しやすくする方法)といったものもあります。こうした分析手法を使えば、様々な角度から情報を整理することが可能になります。

ロジカル・シンキングを使いこなすためには、従来の思考法を新しいものに切り替えることが不可欠ですが、これにはある程度のトレーニングが必要です。いくらロジカル・シンキングが有効だと理解していても、従来の思考法を無意識のうちに使ってしまうからです。

6月 22

「数学を勉強すること」ということについて思うところ・・・
数学の勉強は難しいと感じている学生の皆さんが多いと思います。

なぜ難しいと感じるのでしょうか。

一番の理由は数学が抽象的な知的活動で、浮世離れした学問の代名詞のように思われているからかもしれません。

「四則演算」(足す<+>、引く<->、掛ける<×>、割る<÷>)までは、大人になっても商売に必要になりますが、2次方程式やベクトルなどといったものはほとんど必要になることはありません。

つまり将来必要になるかどうかで考えると、ちょっと微妙で身が入らないという人もいるかもしれません。

しかし、数学を勉強することで身につく「論理的思考法」はとても大事なものです。
例えば「掃除をする」ということを考えてみましょう。

<「掃除をする」=「掃除機をかける・ほうきをはく」>といった行為は、手足を自由に使えれば誰でもできる行為です。
しかし、塵やほこりの性質を考えて、たまりやすい場所を認識し、手順を考えて、効率良く行うためには、観察力や判断力が必要になります。

つまり、掃除をするといった行為ひとつとっても、効率よくおこなうためには論理的思考が必要になるわけです。
このことは掃除以上に複雑な思考、手順を必要とする行為においては益々重要になってきます。

つまり、数学を勉強することによって、理論、定理、公式を覚えて問題解決に適用していくというプロセスが将来非常に役に立ってくるということになるのです。

4月 20

4月も中旬が過ぎて、新学期も落ち着いてきたでしょうか。
今年、新入生となった小学1年生、中学1年生、高校1年生、大学1年生の方たちに加えて社会人1年生の皆さんも新しい勉強が始まったことと思います。

特に大学生や社会人の皆さんは、生活も大きく変わって慣れるまでにはもう少し時間がかかるかもしれませんね。社会人1年目のフレッシュマンの皆さんは、通勤方法、挨拶の仕方、電話のとり方から仕事のことまで全て新しいことばかりだと思います。
怒られることも多々あるとは思いますが、最初から出来る人はいないので、徐々に覚えていけばいいと思います。何事も勉強ですね。

中学1年、高校1年になったみなさんは新しい教科書をもらって新しい勉強に取り組んでいらっしゃると思います。
今まで習ってきた勉強をベースに高度な内容の勉強が始まったわけですが、難しいこともあると思います。しかし、早く環境や友達に慣れて質問できるようになるとすぐにわかるようになると思います。

勉強はめんどくさいと感じる人が多いと思いますが、後になって振り返ると大概の場合は「あの時もっとしっかり勉強しておけば・・・」とか「勉強できる時間があるのはよかったなぁ・・・」とか後悔することが多いです。
大人になるとみんなそんな風に感じるところが多かれ少なかれあるものです。今まさにそうした環境にある皆さんは、そうしたことに気づくのは難しいかもしれませんが、だまされたと思って勉強に励んでください。

3月 23

今回は英語の勉強について3回目です。今回は「語彙力」について学習法やその意味を考えてみましょう。文法を理解できても、単語の意味が分からなければ文章の意味を理解することはできません。語彙力をつけるのは必須作業です。この語彙力(ボキャブラリー)をつけるためには、(基本的には)「リーディング」で増やすのが良いと思います。

英文を最初に読んだときに分からない語句は、本文中で下線を引いておき、文章を読んだ後に辞書で調べて単語の意味を余白に書いておきます。基本的には文章の中で使われている意味だけを書きます。そして下線を引いた語句を、分からないものがなくなるまで何度も繰り返し復習し文章の中で単語を覚えます。そうした勉強の時に、もともと単語の解説がある本を使えば辞書を引く手間を軽減でき、非常に便利です。

英文を読む中で語彙を増やす際に、文章中の分からない語句に関しては、(1.)全て辞書を引いて調べる、(2.)キーワードだけ引く、(3.)引かないでそのままにしておき、どうしても引きたくなった語句だけ引く、という方法が考えられます。基本的には辞書を丁寧に引いた方が語彙力がつくような気がしますが、辞書を引くたびに流れがとぎれてしまいますので、内容が把握できないとにキーワードは調べるというのでもいいと思います。

辞書を引かなくても英文の内容が理解できるときは、出てきた単語の意味を全て辞書を引いて調べるのではなく、(3.)のようにとりあえずそのままにしておいて、何度も出てきてどうしても引きたくなったものだけ引くという方法でも良いと思います。

2月 20

今回は英語の勉強について2回目です。今回は「英語の文法」について学習法やその意味を考えてみましょう。
日本人が「外国語」として英語を学習するにはやはり文法をきちんと学ぶことが必要となります。小学生ぐらいまでなら別ですが、母国語である日本語が固まってしまった年齢になっている場合には、英語を勉強するときには文法を勉強し、文の構造が把握できるようにしなければなりません。

英語の表現を学び、英会話を聞くのも当然必要な勉強なのですが、文の構造を把握して読めることが英語の勉強の土台となると思います。この土台、つまり文法の把握ができない場合には、文法の勉強も必要です。「文法なんてめんどくさい。英会話できればそれでいい。」という場合でも文法の勉強を避けて通ることはできません。「会話」というからには相手の話を聞いて理解しなければなりませんが、読んでわからない文章が、聞いたらわかるということはまずないからです。

英文法の問題などはかなり勉強していても、文の構造把握の訓練をしていないケースが多いのではないでしょうか。
文の構造が把握できるということは、基本的には文型と文の中に使われている単語の役割が分かるということです。「役割」とは、主語(S)・目的語(O)・修飾語(C)などと呼ばれているもののことです。この「役割」を把握するためには、その単語の品詞が分かっている必要があります。

英文の意味は構造によってかなりの部分が決定され、この構造の把握ができるようになると英文をかなり読めるようになります。しかし、この文法の勉強を疎かにしていると、英文をフィーリングでしか読めないということになってしまいます。次回は英語の勉強(3)です。

1月 22

中学・高校・大学と10年近くも勉強したはずなのに、全然喋れない、聞き取れない「英語」・・・。みなさんも同じように感じていらっしゃるのではないでしょうか。
一番頭の柔らかい10代の半分近くの期間に勉強したのに、全く身についていない英語の勉強は意味があったのでしょうか。学生時代の英語の勉強は、受験英語とも呼ばれて、実際の英語とは違うとも言われます(?)が、やっぱり社会人になってみると「どうして英語が話せないんだろう?」と後悔されている方も多いのではないでしょうか。

今回からは少し英語の勉強に絞って勉強法なり、英語のコツみたいなものをご紹介していこうと思います。かくいう私も英語は、学生時代のテストでは勉強したかいがあっていい点数を取っていましたが、全くしゃべれません。なんとかしたいと思っているくちです。みなさんと一緒に勉強していきたいと思っています。

まずは「実用的」な英語に必要とされることはなんでしょうか。
それは、英文を「英文を英文の語順のまま、日本語に直さず理解できること」が必要です。率直にいって、これができなければ英語を聞いても分からないと思います。聞いて分からなければ、会話はできないということです。

学校で勉強した英語ではこのことが大事だと教わったことは一度もありません。しかし実用的な英語では「直接読んでそのまま理解する」は必要不可欠です。英語を勉強するうえでは常に直読直解を意識しておく必要があります。

「直接読んでそのまま理解する」では、返り読みしないのはもちろんですが、日本語に置き換えず理解する、ということが重要です。英語を日本語に置き換えることに注力してしまい、その内容にはあまり注意を払わない「英語→日本語(→事柄)」というやり方ではなく、「英語→事柄(→日本語)」というやり方、つまり訳さずに内容を理解し、必要ならばその時だけ日本語に訳すという方法でなければなりません。

次回はこの続きをご紹介します。

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