7月 22

前回に引き続いて、「論理的思考」ということについてもう少し詳しくご紹介していきましょう。
論理的思考とは、英語で「ロジカル・シンキング」とも言われますが、情報を決められた枠組み(フレームワーク)に従って整理する思考法のことです。ロジカル・シンキングによって、ものごとの因果関係を明確に把握したり、問題の解決策を突き止めることが可能になります。論理的な説明をするための前提となる技術で、交渉やプレゼンテーションの際に活用できるので、身につけることでビジネスマンとしてのスキルアップにもつながります。

ロジカル・シンキングを実践する際によく使われるのが「ロジックツリー」と呼ばれる分析手法です。
ロジックツリーは、MECE(ミッシー;漏れや重複がないように)たくさんの要素を階層別に列挙して、情報を整理するもので、要素の因果関係を整理できるため、論理的に説明しやすくなります。

ロジカル・シンキングのツールには、「マトリックス」(一覧表や分布図を使って要素の違いを明確にする方法)や、「プロセス」(要素を時系列に整理してどの部分に問題があるかを発見しやすくする方法)といったものもあります。こうした分析手法を使えば、様々な角度から情報を整理することが可能になります。

ロジカル・シンキングを使いこなすためには、従来の思考法を新しいものに切り替えることが不可欠ですが、これにはある程度のトレーニングが必要です。いくらロジカル・シンキングが有効だと理解していても、従来の思考法を無意識のうちに使ってしまうからです。

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